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アニメ『正解するカド』4話まで感想ーヤハクィザシュニナの真の目的は何か?

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Amazonのプライムビデオで配信されていることから何となく4話までを一気見した。

あらすじからゴリゴリのSF設定に釣られて。

 

シリーズ構成・脚本は野崎まど

『[映] アムリタ』で電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビューした小説家。

『2』に連なる作品群と早川から出版された『know』は読了済。

メディアワークス文庫からのシリーズは天才やら作家AIやら殺人事件やらと、当時は「あ~、西尾維新っぽいなぁ」と感じた記憶。

『know』は異能力バトルものですね。どうもライトノベルっぽさが強く、特別入れ込みはしませんでした。

 

とわいえアニメとの親和性は高いのかなと思っていたのですが、これがいい意味で期待を裏切られた内容。

人類をイノベーションさせるという地球外生命(作品内では「宇宙外」と言われている)とのファーストコンタクトもの。と、かなりハードな内容です。

まず主人公が30歳のおっさんというところにも期待が持てます!

ただまぁ、地球外生命のヤハクィザシュニナのキャラデザが美男子過ぎるのがやや気に入らない点ではありますが。。。

何かキービジュアルだけ見ると腐女子向けのアニメっぽく見えませんか?

その辺りやや損をしている気がします。

 

そしてこの作品。この前『009 Re:Cyborg』でも書いたんですが、セル画風フルCG作品になってます。アニメ『シドニアの騎士』と同じ例の手法です。

アニメーションの手法として個人的にこれ好きです。

あとエンドロールで「Unityエンジニア」という欄が気になって調べてみたところ、カド内部の構造はUnityで作ったものを撮影しているそうです。なんでもmayaで作っちゃうと動画が重くなり過ぎてしまうためだそう。

Unityって何でもできるんだなと地味に感動しました。

 

で、お話の方で気になったことと今後の展開予想。

「人類を進歩させる」ために宇宙の外側からわざわざ羽田空港にやってきたヤハクィザシュニナですが、彼の真の目的は何? というのが僕の感じる一番の疑問です。

本当にただ人類に尽くすためだけの世話好きさんとは思えないので。

そういう意味ではまどマギのきゅうべえのような真の意図みたいなのが隠されているはずなのですがどうなんでしょうか?

そもそもこのヤハクィザシュニナはかなり胡散臭いキャラクターです。

「人類を進歩させる」「人類に似合うものを私は知っている」等と偉そうなこと言うものの、あまり人類のことを理解していません(笑)

人類代表との初会談の際の準備に必要な時間を定めるシーンが以下。

 

ヤハクィ「6秒」

新道「短い」

ヤハクィ「(新道を見つめる)……1分」

新道「ダメだ」

 

というシーン。

人類の情報の伝達速度や精度にやたら強いこだわりを見せるくせに人類の行動のスピード感を全く理解していない。。。

ヤハクィとのスピード感の違いを示したかったのかもしれないとも考えたのだが、このヤハクィさん。基本的にトロいです(笑)

カドに取り込んだ人の現実世界への変換もトロいし、ペットボトルを掴むのもトロい。例のシーンも新道を見つめている間に6秒くらい経ってます。

 

そんなヤハクィさん。3話ラストでは「ほぼ無限に」電力を供給できるという「ワム」なるものを人類に与えると言い出します。

この時点で「ワム」保有の分配法などの問題に視聴者側も予測がつき、案の定4話では国連がいちゃもんをつけてくる展開に。

まぁそりゃあ国家、民族間で取り合いになるよな、その問題を取り払うために「ワム」を人類にあたえたんでしょ? と見ていると、このヤハクィさん。国家について勉強したの最近でした。

え!?

しかもドヤ顔で「私はこの数日で国というものを観察し、学習した!」とか語ります。

いや、知っとけよ! と思ってしまったわけです。

 

とまぁ、どこか抜けている感じのするヤハクィさんですが、彼が進歩させるという人類の新しい姿。そちらの予想は大体見当がつきます。

それはみなが「過剰なパンを分け与えられる存在」へ導くことでしょう。

そのことはヤハクィが繰り返し語っている部分ですから。

となると最初の疑問。「ヤハクィの真の目的は?」という部分の予想として、「①人類は宇宙の外側の存在からみて過剰な何かを持っている」そして「②その過剰な何かが宇宙の外側では不足している」「③人類にそれを分け与えさせる」というのがヤハクィの目的ではないでしょうか。

その何か、は今の所見当もつきません。

あ、今これを書いてて思い出したのですが「考え続けることが大事だ」みたいなことも言ってたなぁ。ん~、それも重要なセリフな気がします。

 

ともかくまだ4話。あと数話は「ワム」絡みのすったもんだが続きそうですが、落とし所が気になるアニメになっています。

 

どうでもいい話ですが、タイトルの『正解するカド』ってダサいしよくわからないですね。

カドは変換器とのことですがカドが正解する??

ちょっとよくわからないです。

英語タイトルは『KADO:The Right Answer』

これはまぁわかります。

わかるんですが、カドにフィーチャーし過ぎ?

まだまだ謎です。

どっちにしても「カド」ってネーミングはダサい。

「ワム」はかっこいいのに。

 

 

 

 

 

 

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